かめさんの中国ビジネス奮戦記
中国にかかわって30年近くになります。中国との出会い、中国語の習得、そしてビジネスの世界への経験をまとめ、同時に現在進行中のビジネス現場から生の日中ビジネスの姿を公開するものです。
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かめ

Author:かめ
小学生の頃、佐渡の向こうに大陸があって、中国があると聞いた。中学生になって深夜放送に夢中になるが、中国語の甲高いアナウンサーや、変な日本語でお国自慢ばかりしている北京放送が耳につき始める。最初は馬鹿にしていたが、それが興味に変わって行った。それから数十年、中国語の習得、中国駐在、ビジネス、プロジェクト推進など中国と不思議な縁が深まって行く。 振り返れば・・・、面白いじゃないの。 ブログにしてみようと思った。 独断と偏見の中国なんちゃってビジネス奮戦記である。

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債権回収のつらさ
   物を売ってもお金を払ってくれるか判らない市場、それが中国市場である。 最近は「外商投資商業領域管理弁法」なる法律ができてWTOの約束事である国内卸売業、小売業にも外資の参入を認めだした。 まだ細則がはっきりしてないところがあり、恐る恐るだがとりあえず「権利」として認可を受ける会社が一気に増えた。 国内の流通業としては既得権益が侵される訳でもあり、有形無形の妨害が局所に現れてくるのは当然であろう。 それでも最も厄介なのは、小売なら現金商売でいけるが、卸売業となると競合先と天秤にかけられ掛売りをしなければならない場合が多い事だ。 小切手や手形に似た決済もあるが、掛売りはなくならない。 担保法により担保も要求できるが、現実的には有り得ない。 結局独自の方法で取引相手の信用度をチェックして自ら与信枠を設定して自己管理するしかないのだ。
   日本でも当然与信管理を通じて取引先との取引政策を決めているが、日本と異なるのは、「金を払わない即信用度が低い」ではないところだ。 金を持っている会社ほど金払いが悪かったりする。 要するにビジナスマナーの問題で、そうなるとどういう基準で相手の「金払い実行率」を予想するのか見当もつかないのが本音のところである。 結局金をふんだくる手段を身につけるしかないのだ。 最悪の場合の債権回収パートナーとしては:
1.Sinotrustの様な信用調査会社の債権回収部門に頼む
2.公安局にウラで頼む
3.人民解放軍にウラで頼む
しかない。 上から債権額の10%、20%、30%を回収料として取られるらしい。 1.は正規の仕事である。 2.3.は中国人のツテを伝ってお願いするのがBetter。 が、回収率は3→1の順で高いらしい。 やはり武器を持って債権回収を行うのが強いようだ。 あと黒社会に頼むという手もあるが、これはあまりお勧めできない。

   ある米国のビジネス雑誌で見かけた記事だが、「あれだけの経済規模と成長率を持っている国で、あれほどビジネスモラルが確立されていない国は他に無い」という嘆きの記事をみた。 確かに経済規模は大きくなり世界経済への影響を及ぼす国になったが、影響を与えながら「影響力」を持てない、ビジネスマナーを改善する姿勢・意欲の無い国は確かに無いであろう。 あれだけの市場を持ちながら残念でならない。

*先日の葉山
 Seatomo集合、Ninbus艇の進水式と楽しい海上散歩
Ninbus進水式

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テーマ:中国 - ジャンル:海外情報

この記事に対するコメント

中国への投資は、ライブドアの株を買うのと同じようにリスキービジネスということですか。
かめさんたちが苦労するビジネス感興の中で、現在の中国の右肩上がりの経済は
いつまで持続できるのでしょうか。
中国ビジネス最前線の苦労は、まだ、当分 続くのでしょうね。
【2006/03/22 19:03】 URL | ベルーガ #- [ 編集]


大国としてのさばらず、大国としての責任を果たす国になってもらいたいです。
右肩上がり経済は輸出とバブルだのみ。 内需は必ずしも膨らんでないので、
右肩が落ちたときの反動が怖いです。 そのひずみが内陸部や農村の格差
のようですし、そろそろ政治の民主化を本気で考えないとやばいかも。
【2006/03/24 01:13】 URL | かめ #- [ 編集]

状元への道
ご無沙汰してますzhuangyuanです。
わたしは鉄鋼メーカー勤務なので資金回収は全て商社任せで痛い目にあったことがありません。
でも商社のほうはかなりひどい目あってますよね。なにでLC開いてたって銀行とグルですからね。それにしても資金回収に人民解放軍がでてくるとはすごいですね。
以前に聞きましたが中国では金を借りているほうが偉そうにしていると。
お金を貸した人が返してくださいお願いしますって頭下げてるって。
すごい国ですね。
【2006/04/01 23:16】 URL | zhuangyuan #- [ 編集]

状元さま
ご無沙汰しております。時々覘いてますが、目に付いた記事は既に更新されてたりで、レスせず失礼しております。 状元さまは鉄鋼メーカーご勤務ですか。 さぞや好景気でしょう。 鉄は国家なり、商社は「おもらい商売」ですが、私が知る限り「五金」系を追っかけてれば以前はなんとかなってました。 我々業界で「アス缶」というドラム材料の亜鉛鉄板では南方の怪しげな会社が多く中々いい客がつかめません。 一方で自分達の合弁或いは投資事業でもドラム材が自分たちで供給を確保する事も色々とややこしいので、今では中方に任せてます。 鉄ってなんか難しいですね。
【2006/04/03 01:00】 URL | かめ #- [ 編集]


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