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かめさんの中国ビジネス奮戦記
中国にかかわって30年近くになります。中国との出会い、中国語の習得、そしてビジネスの世界への経験をまとめ、同時に現在進行中のビジネス現場から生の日中ビジネスの姿を公開するものです。
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かめ

Author:かめ
小学生の頃、佐渡の向こうに大陸があって、中国があると聞いた。中学生になって深夜放送に夢中になるが、中国語の甲高いアナウンサーや、変な日本語でお国自慢ばかりしている北京放送が耳につき始める。最初は馬鹿にしていたが、それが興味に変わって行った。それから数十年、中国語の習得、中国駐在、ビジネス、プロジェクト推進など中国と不思議な縁が深まって行く。 振り返れば・・・、面白いじゃないの。 ブログにしてみようと思った。 独断と偏見の中国なんちゃってビジネス奮戦記である。

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支那という名称は蔑称か?
ここ何年か町で「支那そば」と書かれたラーメン屋をよく見かけるようになりました。その昔、祖母がラーメンと言わずいつも「支那そば」と言っていたのを思い出しました。中国人とも言わず「支那人」といつも言っていました。祖母は明治30年代の生まれ、もう10年以上も前に他界しましたが、上品で良いおばあちゃんでした。彼女には全く中国をバカにする気持ちはありません。ただ普通に支那と呼んでいるだけでした。

中国に関係のある人たちから「支那」は蔑称だから使うべきではない、とよく言われます。私自身は中国と呼び親しんでおりましたので、支那とは言いません。でも大学時代の中国語の恩師の一人は「本来中国語などという言語は存在しない」として支那語と言っていました。多くの少数民族が持つ言語も中国の中の言葉であり、漢民族の言葉を以って中国語と称するのは良くない、というのがその恩師の説明でした。これは学者としてのけじめであり、ここにも蔑視の心はみじんもありませんでした。

さて、支那とは蔑称なのでしょうか。清朝末頃は清国側から日本に対し支那を用いるようにとの要請もあったようです。異民族支配の国家である「清」(Qing)よりも、国際的に通用していたChinaをアジアの言葉に音訳し支那と呼ばせたかったのでしょうか。もともと歴史上始めて中国を統一した「秦」(Qin)が語源のChina, Cino, Cina等は中華を代表する国名とするに最も適していたと考えられていても不思議ではありません。支那という名称は実は中国人自身がこれを国際的な場面で使い、我々にも使うよう要請した時期があった事は意外と忘れられているようなのです。

中華民国が設立して数年が経ってから、日本に対し「中華民国、或いは中国」と呼称するようにとの要請がありました。然しながら、支那という名称が浸透していた事と、同じ漢字文化を共有する日本人として尊大な「中華」という名称を相手に使うことに抵抗もあったようです。そして昭和の時期、日中は不幸な関係に入って行きますが、中国人に対する蔑みの心がつよまり、支那という言葉にもその心が込められる場面が増えていったものと推測されます。
誤解されないよう申し上げますが、支那という蔑称があったのではなく、中国人に対する蔑視がこの支那に込められたのです。

中国人が支那と呼ばれたくないのであれば、私はこれを使うつもりはありませんが、上記の経緯を考えれば、数十年後、あるいは「中国」「China」という蔑称が生まる事のないよう、旅先での行動には十分注意する必要があるような気がします。


*旧帝国海軍の駆逐艦「ひびき」、私の父が乗務していました。
駆逐艦「響」
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テーマ:中国 - ジャンル:海外情報

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突然のコメント失礼致します。
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【2009/05/06 00:39】 URL | sirube #mtsVTvCA [ 編集]


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