かめさんの中国ビジネス奮戦記
中国にかかわって30年近くになります。中国との出会い、中国語の習得、そしてビジネスの世界への経験をまとめ、同時に現在進行中のビジネス現場から生の日中ビジネスの姿を公開するものです。
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かめ

Author:かめ
小学生の頃、佐渡の向こうに大陸があって、中国があると聞いた。中学生になって深夜放送に夢中になるが、中国語の甲高いアナウンサーや、変な日本語でお国自慢ばかりしている北京放送が耳につき始める。最初は馬鹿にしていたが、それが興味に変わって行った。それから数十年、中国語の習得、中国駐在、ビジネス、プロジェクト推進など中国と不思議な縁が深まって行く。 振り返れば・・・、面白いじゃないの。 ブログにしてみようと思った。 独断と偏見の中国なんちゃってビジネス奮戦記である。

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道徳なき経済、経済なき道徳・・・
ちょっと前ですが、日経ビジネスの新年号に二宮尊徳を研究する中国人歴史学者の記事が載っておりました。中国人が二宮尊徳? と不思議に思い興味を持ちましたが、おりしも経済発展のひずみで格差や不正を生んでいる中国社会に資するための話題と「いつもの」感覚で読んではいました。 「利益を最大化する事を使命とする企業や個人」が「バブルへ向かう」のは当然の欲望であり宿命であり、バブルを抑制する力が「道徳」なのだ、という記事になんとなく自分のまわりを意識して読みすすんでいました。

残念ながら日本では失われた10年の間、経済の中における「道徳」なるものを、曖昧な、非効率なものとして退け、米国式の価値観、経済合理性のみに基づいた経営を進めてきました。中国が二宮尊徳を研究し始めたのとは逆に。
また日本は進んだ技術力で経済を引っ張ってきましたが、その中でも「職人技」と言える人間本位の技術を軸として世界に誇る技術を確立してきました。が、この「匠の技」も今危機に面しています。

このような状況でひたすら「道徳なき経済」「経済合理性追求の経済」をすすめた中国が着目している二宮尊徳、なんだか不思議な気がします。日本ではほとんどの小学校で彼の銅像を撤去してきたではないですか。記事の主張は日本流経営の見えざる道徳律が今必要であり、そこに新しいイニシアチブの地平線が拓かれる。その価値観こそ今恐慌に世界が必死に探しているものであると。つまり「経済」と「道徳」のバンランスを自然に経営に持ち込んでいた日本式の経営の基にあるものが二宮尊徳の精神であり、今こそ新しい経営哲学をそこから見出そうというのです。そしてそれに恐慌からの脱却のヒントがあるのだと。

中国は経済発展のツケを知り、その解決に日本式の道徳の価値を見つけ熱心に研究している人たちがいます。日本人は我々の手からこぼれおちそうな価値あるものをもっと大事にすべきなのかもしれません。
記事の題目にある「道徳なき経済は犯罪である、経済なき道徳は寝言である」に深く考えさせられた2009年の最初の一か月でした。

設備導入1寒い中、中国山東省のお客さんの工場で設備導入の立会を行いました。皆さん一所懸命でした。


設備導入2
なかなかうまくいかず、何度も調整を行いなんとか合格品を出せるようになりました。
 
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テーマ:中国 - ジャンル:海外情報

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