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かめさんの中国ビジネス奮戦記
中国にかかわって30年近くになります。中国との出会い、中国語の習得、そしてビジネスの世界への経験をまとめ、同時に現在進行中のビジネス現場から生の日中ビジネスの姿を公開するものです。
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かめ

Author:かめ
小学生の頃、佐渡の向こうに大陸があって、中国があると聞いた。中学生になって深夜放送に夢中になるが、中国語の甲高いアナウンサーや、変な日本語でお国自慢ばかりしている北京放送が耳につき始める。最初は馬鹿にしていたが、それが興味に変わって行った。それから数十年、中国語の習得、中国駐在、ビジネス、プロジェクト推進など中国と不思議な縁が深まって行く。 振り返れば・・・、面白いじゃないの。 ブログにしてみようと思った。 独断と偏見の中国なんちゃってビジネス奮戦記である。

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チベット
   私は1985年の春にチベットに行きました。もう22年も前の事です。当時新しい旅の目的地に着くたびに、その町の地図を買い、市内を歩き回るのが私の習慣でした。ところがラサには目に付くところに書店はありません。当時ホテルもなく、旅行社が手配した政府関係の「招待所」にしか泊まれず、そういう所には売店すらありません。結局色々と聞きながら小さな小さな「新華書店」を見つけて何とか地図を手に入れました。書店には何人かのチベット人が同じように地図を買っており、私に興味を持ったらしいお婆さん(最初そう見えた)が話しかけてきました。チベット語は全くわからず、北京語で話を返しますが、通じているのかいないのか、理解できず困っていると、その「お婆さん」の息子らしき青年が何日もかけて歩いてラサに来た、と教えてくれました。
   そのお婆さん、まだ40台半ばらしいのですが、どうみても60代にしか見えず、彼女達の生活の厳しさが伺われました。彼女はなにやら大きなトランプのようなカードを取り出して見せてくれます。世界の主な都市にある大きなビルや歴史的建造物の写真でした。ニューヨークのEmpire Stateビル、クレムリン、バチカンらしき教会、ブロマイドのように数十枚のセットになったものでした。そして一枚一枚を見せながら「ラマ、ラマ」と言っています。その中に「大阪城」の写真がありましたが、それも「ラマ」と言います。どうも推察するに、チベット仏教の教えは世界中に広がっており、写真の建物はすべてラマ教の寺院だ、と言っているようです。若い息子の怪しげな北京語でもチベット仏教は世界に広がっている、ラサはその中心である、というお話だったように記憶しています。とにかくその純粋さに驚いて、「それは我が祖国大阪城です。」とは言い出せませんでした。ポタラ宮殿の入り口で会った小学生は「チエンピ、チエンピ」とせがみます。鉛筆が欲しい、と言うのです。残念ながら鉛筆は持ってないし、一人だけだったので、持っていたボールペンを上げました。小学生は驚いて口が利けなくなってしまいました。彼らにとっては大変な貴重品だったのでしょう。彼の為に、ボールペンをあげて良かったものか、後で少々後悔しました。
   1981年、胡躍邦はチベットを訪れその後進性に驚愕した、と述べました。そしてチベットの党書記を解任し後継者に1951年のチベット侵攻に参加した軍の政治委員を任命しました。しかし、これは統治者であった共産党の官吏たちのよって周到に作り出された状況だったのです。私がラサを訪問した1985年、なぜか街中は工事だらけでした。「都市建設が進んでいる」と最初は思っていました。しかしよく見ると寺院などは壊された様子でそれを修復している事がわかりました。旅行者を装った軍人や党員が寺院を偵察に来る、という話も聞きました。1959年の独立要求が中国軍により弾圧されてから、チベットの僧侶たちは外国人旅行社にさえ話が通じないふりをしているようです。監視の存在を感じ、彼らの中国に対する感情を痛いほど感じたラサでの数日間でした。今でも時々チベットで起きる僧侶たちのデモなどのニュースを耳にする度に、お寺を案内してくれたあの緊張した面持ちの僧侶をバター茶の味とともに思い出します。
   日本で言うと「お花見」のようなお祭りがありました。なんと言うお祭りだったか忘れましたが、車座になっている人たちから地元の酒を振舞われました。非常に飲みにくく、高山病の後だったので、茶碗一杯も飲めず残念だったのを覚えています。

*雨の日、葉山から江ノ島へ行きました。
江ノ島到着

江ノ島到着

江ノ島上陸


江ノ島を後にして葉山(長者が崎)へ戻ります
江ノ島を後に


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テーマ:中国 - ジャンル:海外情報

この記事に対するコメント

チベット、行ったことないですが、行ってみたいところナンバー1です。
【2006/05/24 01:43】 URL | ベルーガ #- [ 編集]

そうだ!
チベットでの写真はデジタル保存してあったの忘れてました!
次の記事もチベットにして写真を載せる事にします。
【2006/05/24 09:44】 URL | かめ #- [ 編集]

中国人の宗教心
 結婚前の妻に会うため、広州へ行ったときに一緒に六榕寺へいきました。妻にとってそのときが初めての寺への参拝でした。妻の当時27歳にして初めての体験に、私は少しばかり驚きでしたが、妻は「お寺に今まで行ったことがなかったけど、何も悪いことはなかったよ」と言いました。義母が来日したとき、日光へ行ったのですが、「神社や寺には没関心」と直球を投げられました。これも中央政府の方針でしょうか。
【2006/05/25 22:57】 URL | 丁稚 #- [ 編集]

丁稚さん
体調崩して、PCも覗いておりませんでした。 宗教について言えば、中国人は日本人と並んで宗教心がない民族ですね。 勿論一部には敬虔な教徒はおられます。
お義母さまには「拝むとお金が儲かる」と言えばもしからしたら・・・。 おっと失礼を申し上げてしまいました。 要するに「現世利益」ない宗教には関心がない人が多いようです。なにせ関羽でさえ商売の神様になってしまうのですから。
それでも最近は特に広東、広西、福建あたりでは仏教はかなりメジャーになりつつありますね。
【2006/05/28 01:50】 URL | かめ #- [ 編集]


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